共通する特徴を探し出せ!ホロスコープ10番勝負〜ブライダルプランナー編〜
中級者向け記事です。
今回は恒例企画となった「ホロスコープ十番勝負」の第四弾。
題して「ブライダルプランナー編」です。
同職種に絞って一般の方のホロスコープを集めるのはかなり困難ですが、今回はブライダル業界に勤めていた生徒さんの助けを得て、なんとか10人分集めることができました。
ブライダルプランナーというと、
・人気職
・華やかに見えて地道な仕事
・顧客の要望に応え、時にはメンタル面のサポートも行う
・プランナーをずっと続ける人は少なく、経験を活かしてバックヤードなどに異動することが多い
・大学、専門卒が多い
などの特徴が挙げられますが、こうした実態をしっかり頭に入れて分析を行うことも重要かなと思います。
それでは、実際にホロスコープを見て共通点を探っていきましょう。 僕が今回注目したのはVe、7室、3室です。
※すべてのホロスコープのイニシャルや出生データは伏せてあります。
※Case⑩だけプランナーではなくブライダルジュエリー販売員ですが、プランナーと共通点が多いため掲載しました。
Case 1
・デザイナーでもある
① Veがムーラトリコーナ
② 7Lが10Lにアスペクト
③ 3HにSaがアスペクト
Case 2
・フリーランス
① Veが定座
② 7Lと10Lが相互アスペクト
③ 3HにSaがアスペクト
Case 3
・体調を崩しがち
① VeはD9で定座
② 10Lは7LJuのナクシャトラ(プナルヴァス)にある
③ 3LにSaがアスペクト
Case 4
・男性。専門学校卒
① VeはD9で高揚
② 10LはVeのナクシャトラ(P.パルグニー)。Veは7Lにアスペクトされている
③ 3HにSaがアスペクト
Case 5
・両親が会社経営
① Veは高揚するMeとコンジャクト(ニーチャバンガ)
② 7Lと10Lがコンジャクト
③ 3HにSaがアスペクト
Case 6
・前職は営業
① Veが定座
② 10Lが7H
③ 3LとSaがコンジャクト
Case 7
・大学は経済学部専攻
① Veは定座
② Meは7Lであり10L
③ 3LはSaのナクシャトラ(U.バードラバダ)
Case 8
・現在は水産関連業に転職
① ×(Veは減衰)
② Meは7Lであり10L
③ 3LはSaのナクシャトラ(アヌラーダ)
Case 9
・姉がインド占星術を学習
① Veは定座
② 7Lが10Hと10Lにアスペクト
③ 3HにSaがアスペクト
Case 10
・ブライダルジュエリー販売員
① Veが定座
② 7Lと10Lが相互アスペクト
③ 3HにSaがアスペクト
ブライダルプランナーに求められる資質とは?
というわけで、今回のリサーチで僕が見出した共通点は以下の通りです。
①金星が強い(定座以上、もしくは定座以上の惑星と絡む)
②7室と10室が絡む
③3室が土星と絡む
①の金星に関しては言わずもがなですが、金星は「愛情、恋人」の惑星でもあり、女性の人気職業としてのブライダル業のイメージを反映しています。
②に関しては7室(結婚)と10室(職業)の絡みですが、プロジェクトを通じて非常に多くの人と関わる職業である以上、7室(人間関係)の象意は重要になるでしょう。
③に関しては、これは僕独自の観点かもしれませんが3室に絡む土星は「傾聴力」をもたらすと思っています。つまり、「聞く力」ですね。
3室(コミュニケーション)に絡む土星が自己主張を抑え、相手主導の傾聴力をもたらすのではないかという推測です。
もちろん、そのためにはホロスコープ全体のバランスも重要になりますが。
また、3室の土星は「努力を可能にする」配置であると言われます。 見た目の華やかさに反して地道な作業を求められるプランナーを支えてくれるのが、土星のもたらす継続力や忍耐力なのかもしれません。
実は、僕がこのリサーチで発見した仮説はこれだけではありません。上に挙げた三つの条件はそのほんの一部です。
ぜひ、みなさんもホロスコープを見て共通点を探ってみてください(^^)
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