ペルシャ古典音楽演奏会のお知らせ
アキュバルのライフワークであるペルシャ伝統音楽ですが、2月4日に東京・大塚の月白亭で演奏会を行います。
今回共演させていただくのはウード、タール、セタールといったペルシャ音楽の熟練した弦楽器奏者たち。アキュバルは片面太鼓のトンバクと管楽器ネイ、そして大型の打楽器ダフで参加します。
少し楽器の紹介をさせていただくと、トンバクというのはイランで使用されるゴブレット形太鼓の一種。ザルブと呼ばれることもあります。
クワやクルミの木の胴体に、牛やラクダ、ヤギ、羊の皮が張られており、掌のみならず両指を駆使した繊細でバリエーション豊かな奏法が特徴的。
その名称は中央を叩いた時の「トン」、縁を叩いた時に鳴る「バク」というオノマトペに由来していると言われます。
こちらは去年、西荻窪"音や金時"で演奏した時の映像。映像だと低音が伝わりづらいですが、このように横に倒し、脇に抱えて演奏します。共演者の楽器は、中央が擦弦楽器キャマンチェ、右が弦楽器セタールです。
2月の東京は乾燥していて、楽器がよく鳴る季節です。
会場の月白亭は仏像彫刻家の方の私邸ですが、まるで博物館のように貴重な文物が飾られている珍しい場所です。
日本ではなかなか生で聴く機会が少ないペルシャ音楽。ふと興味が湧いた方はぜひお越しくださいませ。
以下、詳細です。
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