ナクシャトラ【ハスタ】の象意
位置:乙女座 10° 00′ 〜 乙女座 23° 20′ 支配星:月
方向性:ティルヤン=ムカ(前向き)※
性質:クシプラ=ラグ(動的・短小)※
生理:手や指
象意: シンボルは手。支配神はサヴィトリまたはスーリヤ(太陽神)。
「手」に象徴されるように、ハスタは熟練した活動や職人芸をあらわす。
また、その輝く知性は特にカウンセリングや助言に用いられるが、月がハスタにある場合は知性や機知をあらわす同時に軽率さを示す場合もある。
また、ハスタが5室の支配星と絡むと子供運に問題が生じるとされる。
教育者やカウンセラー、僧侶。手相家、占星術師。
職人、工芸家、マジシャンなど手先の器用さを活かせる職業に向く。
※ティルヤン=ムカに適した活動・・・旅行、乗馬。道路の建設など
※ドゥルヴァ=スティラに適した活動・・・建築、井戸掘り。教育や農業の開始など
ナクシャトラとは?
黄道360°を27分割した星座のことで、360°÷27=13° 20′がひとつのナクシャトラの幅となる。月が毎晩ひとつのナクシャトラから次のナクシャトラに動いていくように見えるため、「月の花嫁」とも呼ばれる。ナクシャトラはダシャーの惑星や期間を決める重要な要素であり、他にもムフルタやホロスコープの解釈などに用いられる。
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