ナクシャトラ【ウッタラ・シャーダー】の象意
"Uttara Ashada Nakshatra"
位置:射手座 26° 40′ 〜 山羊座 10° 00′
支配星:太陽
方向性:ウルドゥヴァ=ムカ(下向き)※
性質:ドゥルヴァ=スティラ(固定・不動)※
生理:大腿部・腰
象意:
シンボルは象の牙。支配神はヴィシュワデーヴァ(ダルマと女神ヴィシュワーの間に生まれた10人の息子)。
プールヴァ・シャーダーに比べ、非攻撃的で内省的、より大きな持続性を示す。
ウッタラ・シャーダーは善、真理、意志力などを象徴し、調停者となるような正直で誠実な人格をあらわす。
また、象の牙というシンボルからこのナクシャトラとガネーシャを関係づける場合もある。
優雅で上品、かつ高い野望や責任感を持つ人々。先駆者たち。
医師や公務員。格闘家。軍隊に従事する人々。
※ウルドゥヴァ=ムカに適した活動・・・建造物の建築、園芸など
※ドゥルヴァ=スティラに適した活動・・・建築、井戸掘り。教育や農業の開始など
ナクシャトラとは?
黄道360°を27分割した星座のことで、360°÷27=13° 20′がひとつのナクシャトラの幅となる。月が毎晩ひとつのナクシャトラから次のナクシャトラに動いていくように見えるため、「月の花嫁」とも呼ばれる。ナクシャトラはダシャーの惑星や期間を決める重要な要素であり、他にもムフルタやホロスコープの解釈などに用いられる。
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