BVBウインタースクール、無事に終了しました!
実は、あさって僕のマハー・ダシャー※1がラーフ期から木星期に変わるんですよね。
つまり、今まさにダシャー・チッドラ※2の真っ最中ってわけです。
ラーフ期、長かったなぁ・・・。
その影響かわからないですが、今週は本当にずっと体調が良くないんですよね。まさに季節が変わる間際の「風邪」みたいなもので、自分の運命が切り替わる直前のバランス調整というわけでしょうか。 さて、先週末、都内某所でおこなわれたインド占星術の「BVBウインタースクール」が盛況のうちに終了しました。今回も前回に引き続き、スタッフ側での参加となりましたが、毎回クラスもしっかり聴講させていただいてます。
今回は基本的にクローズドのクラスなので、内容は非公開ですが、特に1日目の内容はビサリアジ師の鑑定における「スキル」の部分を垣間見れて、個人的には非常に有意義なクラスでしたね。
終了後のあとの懇談会も、BVBセミナーの醍醐味のひとつ。そこで清水先生やビサリアジ師に質問なり、次回の内容についての意見などを出し合ったりするのですが、興味深かったのは、ある参加者から発せられた「みんなどうやって膨大で複雑なヨーガを覚えているのか?」という質問。
これ、どうなんですかね?
確かに、インド占星術の用語って基本的にサンスクリット語だから日本人には馴染みが薄いし、効果と名前がうまく結びつかないので覚えづらいのかもしれない。
でも、そもそも「無理に覚えようとしなくてもいいのでは?」というのが僕の持論です。
たとえば、アインシュタイン博士のホロスコープにもある「ダルマ・カルマ・アディパティ・ラージャヨーガ」。
何やら長々とスペシャル感のある名前がつけられていますが、要はケンドラ支配星(10室)とトリコーナ支配星(9室)のコンビネーションであり、一般的なラージャヨーガの派生形です。
こういう、実は「〜のバージョン違い」みたいなヨーガって結構あると思うんですよね。以前「【アディ・ヨーガ】月の光が満ちる時・・・」で紹介したアディ・ヨーガも、要は「月やラグナが吉星のアスペクトを受けると良い」という基本原則の派生形ともいえるわけです。
だから、目先のヨーガの煩雑さに惑わされず、しっかりとラージャヨーガやホロスコープの原則を叩き込むことが重要だということですね。
また、ヨーガにはメジャーなものとマイナーなものがあります。
しっかりと清水先生やBVB教官の授業を受けていれば、「あれ、前にも聞いたなぁ」と思うような、頻繁に登場するコンビネーションがあるはずで、こうしたものは重要だと言ってよいでしょう。覚えるに値すると思います。
でも、それ以外のマイナーなヨーガは、おいおい覚えていけばよいのではないでしょうか?
何より、あなたがインド占星術に心から興味を持ち、その世界観を存分に楽しんでいれば、知識はいくらでも後からついてくるものと思います。
まあ、なんだかえらそうに語りましたが、僕自身の知識もまだまだ十分とはいえません(セミナーの二日目でそのことをあらためて感じました)。
なので、以上のお話は「へえ、そんなものか」ぐらいのテンションで聞いていただけると幸いです。
良きインド占星術ライフを!
※1 運気を示す単位。最も大きな単位がマハー・ダシャー。そのマハー・ダシャーにはアンタル・ダシャーという単位が含まれ、さらに細かく分かれる。
※2 ダシャーがある惑星から次の惑星へと変化する、その境目にあたる時期のこと。一般に運気が不安定になるといわれる。