ナクシャトラ【スヴァーティー】の象意
位置:天秤座 6° 40′ 〜 天秤座 20° 00′
支配星:ラーフ
方向性:ティルヤン=ムカ(前向き)※
性質:チャラ=チャラ(可動)※
生理:腸、胸
象意:
シンボルは風。支配神はヴァーユ(風の神)。
新しい始まりとそれに続く成長を示唆するナクシャトラであると同時に、風に象徴されるような揺らぎ、落ち着きのなさを暗示する。
また、サラスヴァティー女神と特別な関係にあり、サラスヴァティーの崇拝は月がスヴァーティーにある時に始めるとよいと伝えられる。
哲学的な傾向や思慮深さ、宗教的な価値観への傾倒。
独立したビジネスや専門的な仕事。苦行を行う修行者。深遠な学問を学ぶ人。
※ティルヤン=ムカに適した活動・・・旅行、乗馬。道路の建設など
※チャラ=チャラに適した活動・・・乗り物の運転、乗馬、旅行など
ナクシャトラとは?
黄道360°を27分割した星座のことで、360°÷27=13° 20′がひとつのナクシャトラの幅となる。月が毎晩ひとつのナクシャトラから次のナクシャトラに動いていくように見えるため、「月の花嫁」とも呼ばれる。ナクシャトラはダシャーの惑星や期間を決める重要な要素であり、他にもムフルタやホロスコープの解釈などに用いられる。
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