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【インド占星術クイズ】アインシュタインのダシャー編


Salam!

アキュバルです。


今回は久々のインド占星術クイズです。


※過去のクイズ記事


こちらは難易度設定がちょうど良かったのか意外と評判も良く、さまざまな方から回答を送っていただきました。

今回は、アインシュタインのホロスコープを題材に、ヴィムシィッタリ・ダシャーで出来事を読み解いてみましょう。

注目するのはアンタル・ダシャーです。




アンタル・ダシャーに対応する出来事を当ててみよう

左側にアインシュタイン博士のホロスコープ、右側に金星期のアンタル・ダシャーを載せています。

復習になりますが、アンタル・ダシャーとは最も大きな区分であるマハー・ダシャーの一つ下のPeriodのこと。マハー・ダシャーがその時期の大まかな傾向を示すとすれば、アンタル・ダシャーはより具体的な出来事を指し示します。


さて、マハー・ダシャーがケートゥから金星に切り替わる金星―金星期の直前、アインシュタインは1895年にスイスの名門であるチューリヒ連邦工科大学への入学資格を得ます。


それでは、続くアンタル・ダシャーの空欄の時期に何が起こったのか?

下の選択肢から解答を選んでください。



<ダシャー>

金星ー金星 1895/12 (チューリヒ連邦工科大学の入学資格を得る)

  ー太陽 1899/4 (大学卒業。学長と不仲で大学の助手になれず)

  ー月  1900/4 (女学生ミレヴァとの間に女児を妊娠)

  ー火星 1901/12 (           )

  ーラーフ 1903/2 (           )

  ー木星  1906/2 (           )

  ー土星 1908/10 (           )

  ー水星 1911/12 (           )

  ーケートゥ 1914/10 (第一次世界大戦が勃発。家族と別居)



<選択肢>

① 女学生ミレヴァ・マリッチと結婚。

② 7年務めた特許庁に辞表を提出。大学の助教授に。

③ 有名なE=MC²の等式を学会に発表。また、「生涯最良の名案」である等価原理を考案。

④ スイスの特許庁に就職。余った時間で物理学の問題に取り組む。

⑤ ベルリンに移住。



支配や在住の考え方、そしてハウスの象意(「ハウスと支配星」「12ハウスの象意まとめ」)をフルに活用して考えてみてほしいと思いますが、これだけだと結構難しいと思うのでヒントも出しておきます。


① 無条件に結婚やお付き合いをもたらすとされる惑星の組み合わせは金星と何?

② つまり、転職の時期ということ。「仕事」と「変化」をあらわすハウスに同時に関わっている惑星は?

③ 「大成功」「出世」の時期。最も強力なラージャヨーガを作っており、吉意の強い惑星は?

④ 「研究」が進んだ時期。研究にふさわしいハウスは?

⑤ 「住居」をあらわすのは4室。4室に最も関係している惑星は?



さて、いかがでしょうか?

wikipediaでアインシュタインの人生を調べれば正解はわかりますが、次回のブログで解答を載せてみたいと思います。


ただ、重要なのは解答の正誤よりも、ちゃんとその選択肢を選んだ理由を説明できるということ。


例えば、金星ー太陽期になぜ学長と対立したのか?

・太陽のもともとの性質として、傲慢になるから。

・マハーダシャーの金星から見ると、太陽は6室(敵対)を支配するから。

など、色々な理由が考えられると思いますが、「直感」「なんとなく」ではなく、自分なりにしっかり理論付けて説明できるということが重要ですね。


ちなみにこちらの問題は、清水俊介先生の「ゼロからはじめるインド占星術」のワーククラスで僕が出題したものから掲載しました。

現在22期のレッスンが始まったばかりですが、まだ駆け込み受講も可能だと思います。

興味のある方は事務局にお問い合わせください!

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